先生は、私の大好きな先生で、生徒が友達とどう接しているかということに関してよく考えている先生だった。例えば、誰かが仲間外れになっていると、すぐどこかのグループに入れてあげて、一人ではないようにしていた。それを見ていて私は、いつも(よかったなぁ)と思っていた。しかも、その先生はいつもおもしろくって教え方もよかった。だから授業もおぼえやすい。私にとっては、パーフェクトな先生だった。そして、よく、まるで魔法を使っているようだと思っていた。